ベイエリアの活性化と防災・教育で連携強化へ

住之江区とグランドプリンスホテル大阪ベイがパートナーシップ協定を締結

2026/3/25

2026年3月25日、住之江区とグランドプリンスホテル大阪ベイによるパートナーシップ協定締結式が執り行われた。万博後やIRを見据えたベイエリアの発展、さらには地域の安全や次世代育成など、多角的な分野で官民が手を取り合う。

地域活性化と安全な街づくりを目指すパートナーシップ

式典には、住之江区の藤井秀明区長とグランドプリンスホテル大阪ベイの総支配人・田口真也氏が出席。両者は協定書に署名し、住之江区の魅力向上と成長に向けた強固な協力体制を約束した。

本協定は、同ホテルが持つ観光・ホスピタリティのノウハウと、行政の施策を有機的に結びつけることで、地域課題の解決や経済活性化を図るもの。連携事項には「まちづくり」「魅力発信」「観光振興」「安全・安心な街づくり」などが盛り込まれている。

防災と次世代育成を柱とした具体的な取り組み

藤井区長は挨拶の中で、住之江区が大阪24区の中で南海トラフ巨大地震発生時に最も早く津波が到達する地域であることを指摘。「ウォーターフロントに位置する同ホテルを津波避難ビルに指定いただくなど、防災は安心安全なまちづくりの大きな柱。地域を守ることにつながる」と期待を寄せた。
また、教育分野では、すでに中学校への出前授業(ホテル業務の職業体験レクチャー)を実施。今後は近隣大学とのインターンシップなど、地域の若者への学びの場を提供していく方針だ。

万博・IRを見据えた「愛されるホテル」としての発信

ホテル側の田口総支配人は、「住之江区に選んでいただいたことに心から感謝する」と述べ、地域に根ざした活動への意欲を強調。「大阪・関西万博後の夢洲開発やIR、MICE(国際会議や展示会)の誘致など、ベイエリア全体の発展に向けて魅力を発信していきたい。地域から愛されるホテルを目指し、一歩ずつ進んでいく」と話し、
住之江区の近隣企業との連携については「現在、ホテル近隣の施設(クインテッサ、ハイアット等)や、コンベンション施設(ATC、インテックス)とも定期的な協議会を進めている。その延長線上で、さらなる地域連携を前向きに考えていきたい。」と語った。

締結式の最後には、住之江区のマスコットキャラクター「さざぴー」も加わり、和やかな雰囲気の中でフォトセッションが行われた。