クレープハウス チャオ

35年地元に愛されているクレープ屋さん

2023/11/3

昔、筆者が子どもだった時、商店街の近くによく行くクレープ屋さんがあった。
お小遣いを貯めて、友人や兄弟とよく行っていた。
注文をすると、目の前でクレープを焼いてくれるので、それを見るのが楽しみだった。
店主が、お玉で1すくいほどの生地を鉄板の上に乗せる。
足らないのではないかと思っていても、あっという間に器具で広げ、
キレイな丸い形に焼いていく。
その職人技を見るのがとても楽しかった。

自分の分だけでなく、他の人の分を焼いているときも、背伸びをしてじっと見ていたのを今でも憶えている。
大人になっても、あの職人技はついつい見惚れてしまう。
今は店舗はないそうだが、商店街の北側の水曜日と日曜日に、出店しているそうだ。
他の曜日は、他の商店街の方へ出店しているそうだ。
•加賀屋商店街 水曜日、日曜日
•玉出商店街 月曜日、木曜日
•泉尾商店街 火曜日

店舗にはメニューがズラリと並んでいる。
甘味系のチョコバナナやバターシュガー、おかず系のツナハムレタスやハンバーグチーズなど様々なメニューがある。
定番の生クリームチョコバナナは1番人気!
プチ•クレープは、ふつうのクレープの半分くらいの大きさなので、お子さんや少し食べたい時にピッタリだ。
店舗には、手作りのメニューもたくさん貼っている。
地域の子どもたちが作って欲しいメニューを考え、メニューを書いて、持ってきてくれるそうだ。
その場でカスタムすることも可能で、練乳や砂糖は+30円、バナナやみかんなどは+50円でカスタムできるそうだ。
(詳細は店舗でお尋ねください。)

『炎のクレープ』という、気になるメニューがあった。
『これはどういうメニューですか?』と店主に尋ねると、
『焼いたクレープに、バターを塗り、砂糖をまぶし、ラム酒をかけてフランベする。その時に炎が上がるから、炎のクレープ』と教えてくれた。
それを聞くと、見ないわけにはいかない。
『炎のクレープ1つ!』と注文をした。
聞いていた通り、フランベした時に炎が上がり、とても迫力のあるメニューだ!
ぜひ注文してみてほしい。
店主は話しやすく、にこやかな人で、取材中も老若男女関係なく、たくさんのお客さんが訪れていた。
お客さんがたくさん来ていても、あっという間にクレープを焼き、お客さんにクレープを手渡していく。
待ち時間も少ないので、ぜひ職人技を見て、味わってほしい。