すみのえLABO
2023/11/3
昔、筆者が子どもだった時、商店街の近くによく行くクレープ屋さんがあった。 お小遣いを貯めて、友人や兄弟とよく行っていた。 注文をすると、目の前でクレープを焼いてくれるので、それを見るのが楽しみだった。 店主が、お玉で1すくいほどの生地を鉄板の上に乗せる。 足らないのではないかと思っていても、あっという間に器具で広げ、 キレイな丸い形に焼いていく。 その職人技を見るのがとても楽しかった。
自分の分だけでなく、他の人の分を焼いているときも、背伸びをしてじっと見ていたのを今でも憶えている。 大人になっても、あの職人技はついつい見惚れてしまう。 今は店舗はないそうだが、商店街の北側の水曜日と日曜日に、出店しているそうだ。 他の曜日は、他の商店街の方へ出店しているそうだ。 •加賀屋商店街 水曜日、日曜日 •玉出商店街 月曜日、木曜日 •泉尾商店街 火曜日
店舗にはメニューがズラリと並んでいる。 甘味系のチョコバナナやバターシュガー、おかず系のツナハムレタスやハンバーグチーズなど様々なメニューがある。 定番の生クリームチョコバナナは1番人気! プチ•クレープは、ふつうのクレープの半分くらいの大きさなので、お子さんや少し食べたい時にピッタリだ。 店舗には、手作りのメニューもたくさん貼っている。 地域の子どもたちが作って欲しいメニューを考え、メニューを書いて、持ってきてくれるそうだ。 その場でカスタムすることも可能で、練乳や砂糖は+30円、バナナやみかんなどは+50円でカスタムできるそうだ。 (詳細は店舗でお尋ねください。)
『炎のクレープ』という、気になるメニューがあった。 『これはどういうメニューですか?』と店主に尋ねると、 『焼いたクレープに、バターを塗り、砂糖をまぶし、ラム酒をかけてフランベする。その時に炎が上がるから、炎のクレープ』と教えてくれた。 それを聞くと、見ないわけにはいかない。 『炎のクレープ1つ!』と注文をした。 聞いていた通り、フランベした時に炎が上がり、とても迫力のあるメニューだ! ぜひ注文してみてほしい。 店主は話しやすく、にこやかな人で、取材中も老若男女関係なく、たくさんのお客さんが訪れていた。 お客さんがたくさん来ていても、あっという間にクレープを焼き、お客さんにクレープを手渡していく。 待ち時間も少ないので、ぜひ職人技を見て、味わってほしい。
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