すみのえLABO
2023/5/23
学生の頃からコーヒーの「におい、味、珈琲という漢字」が大好きだった店主が2006年4月にオープン。 きっかけはUCCコーヒーアカデミーというコーヒーを専門的に学ぶ学校に通った際、 10人1チームでブレンドコーヒーを作って競い合うという授業で見事優勝を果たしたことで、自分でお店をやってみたいという気持ちが本格的に芽生えた。
オープン当初は1つの種類のコーヒー豆をハンドドリップやサイフォンやネルドリップなど淹れ方で味の違いを楽しんでもらおうというコンセプトだった。 だが、そのコンセプトは地域に合わなかった。 もっと地元の人が喜んでくれるようなお店にしようと考え方を変えた。 コロナ禍においても地元の人が来れるようにお店を開けていたり、 常連のお客様がアクセサリーを作っていると聞き、お店の一部で販売イベントを開催したり、 人と人がつながる居場所を提供もしている「Plus one cafe」 お店が忙しい時は手伝ってくれる常連のお客様、お店のロゴや看板を作ってくれる常連のお客様等 地元に愛されたアットホームなお店の雰囲気が生まれていった。
料理は43種類のスパイスとフルーツから作られているカレー。 OL時代によく行っていたカレー屋さんの味に感銘を受け、お店をやる時の料理はカレーだと決めていた。 そこの店主からカレーの作り方を聞き、プラス店主のオリジナルをブレンドしたカレーをお店では提供している。 このカレーが非常に美味しい。隠し味は秘密だが、辛さの中にもフルーツの甘味が絶妙に絡み非常に美味しい。 メニューの考え方はいたってシンプルで自分で食べたいと思うカレーをメニューにしている。 人気のあるメニューは定番のカツ、季節に応じたカレー、特に毎年夏野菜カレーが一番人気。(6月以降に販売) 日によって店主のお知り合いの方の手作りケーキも食べることができます。 取材時はたまたま「さつまいものケーキ」があったので、いただきました。美味しい。
特に印象的だったのが、 「色々な出会いや縁、周りに助けてもらって今がある。お店に来て何か1つでもプラスワンしてほしいと思って名づけられたPlus one cafe、自分が一番プラスワンさせていただいてる」と語っていたことだ。
お店を始めるまで住之江区に来たこともなかった店主。 地元の方と関わっていく中で、大好きな場所に変わっていった。 そんな温かい住之江の方達に好かれ、頼られる店主がやっているPlus one cafe。 オリジナルカレーは本当に美味しく、コーヒーも美味しく飲みやすい。 店主の人柄が感じれるお店に是非行ってみてほしい。
Plus One Cafeの情報はコチラ 大阪市住之江区北加賀屋1-4-26
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