住之江区が商船三井グループ2社と包括連携協定を締結

教育支援と人材不足解消で地域活性化へ

2026/5/12

2026年3月26日、、住之江区は株式会社商船三井及び株式会社MOL CAREERとのパートナーシップ協定締結式が執り行われた。

地域の魅力向上と安全・安心な街づくりを目指すパートナーシップ

式典には、住之江区の藤井秀明区長、株式会社商船三井ウェルビーイングライフ事業部部長の梯浩之氏、株式会社MOL CAREER代表取締役社長の渡邉健太氏が出席。協定書への署名が行われ、住之江区の活性化に向けた強固な協力体制が確認された。
藤井区長は挨拶の中で「商船三井様が持つ海事教育や生涯学習の知見、そしてMOLキャリア様が持つ雇用支援のノウハウを活用し地域社会の発展と成長を目指す。誰もが生き生きと自分らしく暮らせる、誇りに思える住之江区を共に作っていきたい」と期待を寄せた。

140年の歴史を地域へ還元 — 海事博物館「ふねしる」を拠点に

商船三井の梯浩之氏は、同グループが1884年に大阪のアジ川(安治川)で設立された歴史に触れ「大阪はまさに我々の母校であり、特にフェリー事業の拠点がある住之江区とは深い縁がある。今回ATC(アジア太平洋トレードセンター)内に開館した海事博物館『ふねしる』を通じ、次世代を担う子供たちに海運の仕組みや物流の重要性を伝えていきたい」と語った。

深刻な人材不足への切り札 — 外国人財の活用

雇用支援の側面では、MOLキャリアの渡邉社長が「2014年から取り組んでいる外国人材の紹介事業を通じて、区内企業の深刻な人手不足解消に尽力したい」と述べた。
具体的には住之江区の主要産業である物流・運輸業を中心に宿泊・外食・自動車整備など幅広い職種での採用支援を行う。渡邉氏は「自治体との連携は、外国人材が地域社会で安心して生活するための鍵となる。人手不足の解消だけでなく、地域経済の持続的な発展に寄与したい」とした。

創業の地を大阪に持つ商船三井グループのノウハウを活かし、海事教育の推進や区内企業の人材確保など、多角的な地域貢献を目指していく。